阿波踊りの有名連「娯茶平連」

「娯茶平連」は、徳島県阿波踊り協会に所属している有名連です。
ホームページを見てみると、結成は1946年(昭和21年)と歴史ある連で連員も310人ととても多いです。
娯茶平連の踊り方は、三大主流のひとつ「娯茶平調」でゆったりした正調阿波踊りの、“明と暗”、“静と動”という古典芸能を尊重しながら新しい阿波踊りも研究しています。
男踊りの腰を低くして地面すれすれに踊る“網打ち”は、芸術的にも素晴らしく国内のみならず海外でも好評だということです。
娯茶平連は「一生を奉げ悔いなし阿波踊り」をスローガンに、タメと間、情のある阿波踊りを目指してますます発展できるようがんばっています。
「娯茶平」という名前は、“でたらめ”なことを阿波弁で“ごじゃ”と言います。
戦後間もない時代、つらいことを忘れて“ごじゃでもして阿波踊りを踊ろう”というところから付いたそうです。
男踊りは能のごとく「すり足」でゆっくり進みながら、手はうちわを巧みにさばきます。
視線は斜め下に、無の境地に入っているかのように粛々と踊ります。
女踊りは、きれいに整列して“優雅に品よく艶やかに”がモットーです。
「娯茶平連」のもう一つの見どころは、笛と三味線の大演奏です。
演舞場などでは、笛の音は太鼓に消されてあまり聞こえないのですが「娯茶平連」は違います。
「赤笛隊」と呼ばれる笛の奏者が50人、三味線もずらりと並んでそれを見るだけでも圧巻です。